#155 2014年(平成26年)大阪府産業連関表における「酒類」・「その他の飲料」・「飼料・有機質肥料」・「たばこ」の府内生産額の推計

今回の投稿は、2014年(平成26年)大阪府産業連関表における「酒類」・「その他の飲料」・「飼料・有機質肥料」・「たばこ」の府内生産額の推計についてです。

1121 酒類

「1121-02 ビール類」については、指標の対全国比×平成26年延長産業連関表(経済産業省)生産額により、それ以外の産業の生産額の合計値については、指標の伸び率×平成23年大阪府産業連関表生産額により推計します。

指標は、国税庁「国税庁統計年報書」から得られる各酒類の生産数量です。ただし、国税庁統計年報書は年度ベースでデータが記載されているので、月割計算により暦年ベースに換算し、生産数量を推計しました。

1121-02 ビール類

産業連関表における「1121-02 ビール類」に対応するのは、「ビール」になります。

指標の対全国比に平成25年延長産業連関表(経済産業省)生産額を掛けることで推計を行います。

なお、この段階で、平成23年における大阪府のビール類の府内生産額を、指標の対全国比×平成23年産業連関表生産額で推計をしておきます。推計値は後ほど使用します。

1121-01 清酒・1121-03 ウイスキー類・1121-09 その他の酒類

これらの産業の府内生産額の合計値を、指標の伸び率×平成23年大阪府産業連関表生産額で延長することで推計をします。

まず、上述の国税庁「国税庁統計年報書」の大阪府のデータにおいて、秘匿処理がされていない酒類は、「ビール」を除くと以下の種類となりました。

  • 清酒
  • 甘味果実酒
  • ブランデー
  • その他

これらの酒類の組成数量の合計値の伸び率(平成26年/平成23年)に、平成23年大阪府産業連関表における「酒類」の府内生産額から上述の「ビール類」の府内生産額を除したものを掛けることで、合算した府内生産額を推計しました。

1129 その他の飲料

1129-01 茶・コーヒー

今回は、指標の対全国比×平成26年延長産業連関表(経済産業省)生産額により、大阪府の「1129-01 茶・コーヒー」の府内生産額を推計します。

指標は、経済産業省「工業統計調査 平成26年確報」における以下の産業の製造品出荷額等になります。

  • 1031 製茶業
  • 1032 コーヒー製造業

1129-02 清涼飲料

今回は、指標の対全国比×平成26年延長産業連関表(経済産業省)生産額により、大阪府の「1129-02 清涼飲料」の府内生産額を推計します。

指標は、経済産業省「工業統計調査 平成26年確報」における「1011 清涼飲料製造業」の製造品出荷額等になります。

1129-03 製氷

今回は、指標の対全国比×平成26年延長産業連関表(経済産業省)生産額により、大阪府の「1129-03 製氷」の府内生産額を推計します。

指標は、経済産業省「工業統計調査 平成26年確報」における「1041 製氷業」の製造品出荷額等になります。

1131 飼料・有機質肥料(別掲を除く。)

1131−01 飼料

今回は、指標の対全国比×平成26年延長産業連関表(経済産業省)生産額により、大阪府の「1131−01 飼料」の府内生産額を推計します。

指標は、経済産業省「工業統計調査 平成26年確報」における以下の産業の製造品出荷額等になります。

  • 1061 配合飼料製造業
  • 1062 単体飼料製造業

1131−02 有機質肥料(別掲を除く。)

経済産業省「工業統計調査 平成26年確報」において、「1131−02 有機質肥料(別掲を除く。)」に対応する「1063 有機質肥料製造業」の大阪府における製造品出荷額等が「X」と秘匿処理がされていました。

なので、今回は、推計は断念せざるを得ませんでした。

1141 たばこ

経済産業省「工業統計調査 平成26年確報」において、「1141 たばこ」に対応する以下の産業のデータは、大阪府においては該当するものが存在しませんでした。

  • 1051 たばこ製造業(葉たばこ処理業を除く)
  • 1052 葉たばこ処理業

したがって、府内生産額は0と推計しました。

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