#217 持続可能なサイドハッスルの形
投稿「independent scholar(自立した在野研究者)を夢見て」において、「サイドハッスル」という概念について、ご紹介しました。
そこで考慮に入れたいのが、本業と並行して行う副業、欧米で「サイドハッスル」と呼ばれているライフスタイルです。
(中略)
ここでいうサイドハッスルは、もっと努力して、自由時間をすり減らして収入を増やすものではありません。むしろ、すでに持っているスキルや情報を活かすことで、実践することが苦ではない活動を収入に変えるための発想を指しています。ここでいうサイドハッスルは、もっと努力して、自由時間をすり減らして収入を増やすものではありません。むしろ、すでに持っているスキルや情報を活かすことで、実践することが苦ではない活動を収入に変えるための発想を指しています。
サイドハッスルとしてのピアサポート活動
30歳を過ぎて発達障害を診断を受けた私は、地元で成人の発達障害者の当事者会を、月1回のペースで開催していました。
コロナ渦となり、当事者会は休会を余儀なくされたのですが、とある障害者相談支援事業所から、1on1で成人の発達障害者の方へのピアサポートを依頼されました。
最初の1年間はボランティアとして行っていたのですが、2年目からは報酬を頂く形となりました。
ピアサポートでは、私がすでに持っている
- 成人の発達障害者として、そして、当事者会主催者としての経験
- 相手の話を否定せず、共感を持って聞くことができるスキル
を活かすことができています。
また、ピアサポートは、実践が苦ではないどころか、私自身が気づきや学びを得ることができ、愉しんで実践できている感覚があります。
知的サイドハッスルではないけれど…
堀氏は、「知的サイドハッスル」という新たな概念を提唱しています。
知的生活の文脈でいうならば、あなたの知的積み上げの活動にそれ自身を一部なりとも支えてもらう収入源のことを指します。いうなれば「知的サイドハッスル」といってもいいものです。知的生活の文脈でいうならば、あなたの知的積み上げの活動にそれ自身を一部なりとも支えてもらう収入源のことを指します。いうなれば「知的サイドハッスル」といってもいいものです。
しかし、すでに持っているスキルや情報を活かすことで、実践することを楽しめている活動であることは、持続可能なサイドハッスルの一つの形ではないかと考えています。
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